売るとき

キャビネットと置時計

不動産任意売却という言葉は、6,7年前まではあまり耳にすることはありませんでした。なぜ最近になって不動産任意売却が一般的に行なわれるようになったのでしょうか? 戦後日本は、高度経済成長に入り、不動産価格は高騰を続けました。不動産は一度購入すると値下がりすることはないという不動産神話まで生まれました。しかし、バブル崩壊によって戦後長く続いた不動産神話も崩壊しました。さらにリーマンショックが追い討ちとなり、不動産価格が大きく担保割れするようになりました。不良債権を大量に抱えた大手金融機関を支援するための政策の一環として、任意売却が一般的に行なわれるようになったのです。任意売却は住宅ローンが払えなくなった債務者にとってメリットの大きい制度ですが、債権者である金融機関を支援する制度でもあるのです。 現在でもこのような状況は続いており、今後も任意売却は一般的に行なわれることと思われます。

不動産は比較的大きな財産です。負債を抱えた時に返済するにあたって、不動産を差し出さなければならない場面も出てきます。しかし、強制競売という形にされてしまうと、その価値は非常に少なく見積もられてしまいます。 できるだけ多く返済に充てるようにするには、任意売却という形をとる必要があります。不景気が長く続くことによって、負債を抱える人も増えてきています。返済はもちろん大切ですが、その後につながるような対応が求められてきているといえるのです。その方法として任意売却という形が増えていくことになります。 任意売却の成功には、不動産業者などの協力が欠かせません。不動産任意売却の可能性が出てきたら早めに相談をしておくべきでしょう。